竹の水仙ふたたび

新宿末広亭の深夜寄席を覗いてきた。今日は落語芸術協会の日。
時間がぎりぎりだったので、開演に間に合うかどうか不安だったのだけど、中に入るとまだ幕は上がっていない。お手洗いから出たところで、お囃子が鳴り出した。
一人目、春風亭鯉昇門下、瀧川鯉之助さん。なんだか袴をつけるのに手間取って、始まりが少し遅くなったらしい。開演に間に合ったのはそういうことか。

“竹の水仙ふたたび” の続きを読む

小話で勝てるか

東京都美術館でやっているフィレンツェ展を見てきたけど、正直、あんまりピンと来ない。
ピンと来ないのはこちらのせいかもしれないので、こういう展示こそ少し予習をしておけばよかったのかもしれない。また、思ったより人が多くて、それだけで結構疲れてしまった。
しかし、壁を引っぺがして持ってきたフレスコ画とか、彫刻にしても小振りなものとか石膏で作り直したものが多いのを見ると、やっぱり実際にフィレンツェに行くのが一番いいんだろうなあと思う。もちろん先立つものがないけど。

“小話で勝てるか” の続きを読む

小間物屋政談

お江戸日本橋亭の「雷蔵八百夜」に行ってきた。
春雨や雷蔵師が800回を目標に毎月続けている独演会で、これが第224回。
実は、ぼくは八百夜に行くのが初めてなら、ここお江戸日本橋亭も初めて。
この前、新宿末広亭の10月中席昼の部を覗いたら、雷蔵師の師匠である先代雷門助六追善の寄席踊りをしていて、そこに当代の助六師らと共に雷蔵師も出演していた。そんなことで、雷門一門に興味をもつようになって、この会も覗いてみようと思った次第。

“小間物屋政談” の続きを読む

地震雑感

このたびの地震で被害を受けた方々にはお見舞い申し上げる。
今のところ、身内や知り合いで直接被害に遭ったという話は聞かないけれど、長岡や十日町といったあたりは、毎回の帰省の折に必ず通り過ぎる場所なので、ぼくにとってどこか遠い町の出来事というわけではない。
亡くなった方の情報をみると、崩れた梁や塀の下敷きになったという方以外に、地震のショックで亡くなったという老人や赤ちゃんが多いのに驚く。

“地震雑感” の続きを読む