
いとうせいこうさんは、ぼくの学生時代にはすでに、テレビ番組の司会やCM出演などで、一般にも顔を知られる存在になっていた。
せいこうさんは、80年代東京の古き良きサブカルチャーに実際に携わっていた人たちの中では、若い年代に入るのではないかと思う。
ぼくが大学に入学した1990年には、もうラジカル・ガジベリビンバ・システムとしての活動はすでに行われていなかったと思うが、「根本原理主義者」名義の舞台をラフォーレミュージアム原宿に見に行ったことを覚えている。
90年代初め頃の東京では、80年代文化の残り香をなんとか嗅ぐことができたのだ。




