今年はシンプルな生活をしよう、なんて言った舌の根も乾かぬうちに、また余計なものをあれこれ買ってしまって自己嫌悪の夜です。
某デパートでワイシャツ福袋、5枚入って5千円。首周りが合えばお買い得ですよ、なんていう言葉につられて買ったはいいけど、確かに首周りは合うが、裄が合わない。
5枚のうち、サイズ的にも柄的にも、普通に会社に着ていけそうだなというのは1枚。
新年早々、黒門亭
黒門亭に新年早々、林家錦平さんが出演するというので出掛けてきた。
1日目、息せき切って着いたら、前座はもう終わっていて、入船亭遊一さんの落語が始まったところ。ちなみに、この日の前座は林家たけ平さんだったみたい(名びらが見えた)。
多分、もう1、2分でも早く着いていれば遊一さんも最初から聞けたんだけど、そんな状況だったもので、落語を聞く態勢に入るのが遅れて、あまり集中できないうちに噺が終わってしまった。申し訳ない。ネタは「悋気の独楽」。
1990年のお笑い好き
昔からお笑いのライブのようなものを見に行くのが好きだった。
そんなことを、ある人に話したら意外だという顔をされた。
ほとんど初対面に近い人だったのだけど、今のぼくはそういうふうに見えるのかな。
もっとも、お笑いといってもいろいろで、最近は、このページを見ても分かるように、寄席や落語会ばかりに足を運んでいる。
みいら取り
鈴本演芸場の「錦平の会」に行ってきた。今回のゲストは林家こぶ平さん。
ぼくが会場に着いたときには、もう前座さんの落語が始まっていて、どうもすいませんと言いつつ真ん中のほうの座席に陣取る。
前座は林家たけ平さん。うちに帰って年鑑を見ると、こぶ平さんの弟子という。この人は、前にも見たことがあるぞ。確か、黒門亭で錦平さんがトリをとったとき、やはりたけ平さんが前座と座布団返しをしていたんじゃなかったか。東海大の出身ということは錦平さんの後輩か。
丸の内落語会
丸の内落語会というのに行ってきた。会場は丸ビル1階のカフェease。
最近ここが演芸のページみたいになっているような気もしますが、こうなったら、いっそ、そう受け取っていただいてもかまいません。
ということで、やってきました丸ビルに。
丸の内落語会という企画、今回が5回目だという。ぼくは初めて。
竹の水仙ふたたび
新宿末広亭の深夜寄席を覗いてきた。今日は落語芸術協会の日。
時間がぎりぎりだったので、開演に間に合うかどうか不安だったのだけど、中に入るとまだ幕は上がっていない。お手洗いから出たところで、お囃子が鳴り出した。
一人目、春風亭鯉昇門下、瀧川鯉之助さん。なんだか袴をつけるのに手間取って、始まりが少し遅くなったらしい。開演に間に合ったのはそういうことか。
小話で勝てるか
東京都美術館でやっているフィレンツェ展を見てきたけど、正直、あんまりピンと来ない。
ピンと来ないのはこちらのせいかもしれないので、こういう展示こそ少し予習をしておけばよかったのかもしれない。また、思ったより人が多くて、それだけで結構疲れてしまった。
しかし、壁を引っぺがして持ってきたフレスコ画とか、彫刻にしても小振りなものとか石膏で作り直したものが多いのを見ると、やっぱり実際にフィレンツェに行くのが一番いいんだろうなあと思う。もちろん先立つものがないけど。
小間物屋政談
お江戸日本橋亭の「雷蔵八百夜」に行ってきた。
春雨や雷蔵師が800回を目標に毎月続けている独演会で、これが第224回。
実は、ぼくは八百夜に行くのが初めてなら、ここお江戸日本橋亭も初めて。
この前、新宿末広亭の10月中席昼の部を覗いたら、雷蔵師の師匠である先代雷門助六追善の寄席踊りをしていて、そこに当代の助六師らと共に雷蔵師も出演していた。そんなことで、雷門一門に興味をもつようになって、この会も覗いてみようと思った次第。
寄席踊り
うちに帰ってメシを食ってボケッとしていたら、妙に底冷えがする。
おかしいなと思ったら、カーテンは閉まっていたけど窓が全開になっていた。
おいおい、さっきまで外出してたのに、ずっと窓開けっ放しだったのかよ。
まあそんな感じで、どうも間が抜けているのか、2、3日前も、うっかり窓を開けたまま寝てしまった。
そのせいか、のどの具合が少しおかしい。風邪のひき始めみたいなものなのか。今のところは、のどだけなんだけどね。
函館の女
不意に時間があいたので、新宿の末広亭に行ってきた。
夜の部まで少し時間があったので、近くの立ち飲みに入り、もつ焼きでビールを飲む。
この店は初めてだ。寄席がはねる時間になると、外まで客があふれているが、さすがにこの時間だと空いている。
コの字型のカウンターの向こう側で初老の男性がひとり飲んでいる。お客はぼくとその人の二人だけ。
店名も店の作りもスカしたような感じで、あんまり好きなセンスではないのだが、それでもこうしてふらっと入って気安く飲めるんだったらいいかな。