寛保元年

ゴミを持って出たら集積所帰りのお向かいさんと顔を合わせた。

これまでの集積所が使えなくなる件で、来週から、収集日に拙宅の玄関前にゴミを置いておけば収集してくれることになった旨をお向かいさんに報告。

一昨日、区の清掃事務所に電話したら、その日のうちに係の人が拙宅に下見にやってきて、玄関前の様子を写真に撮って行った。

だんだん地域の共同のゴミ集積所というのが設けにくくなっているのだろうな、とは思う。NIMBYというやつだ。これまでは古手の地主さんか誰かが、家の敷地の一部を提供してくれていたのだろう。

ゴミ出しの足でコンビニに朝飯を買いに。

昼はサンドイッチか何かで軽く済ませたい気分である。スマホの地図にサンドイッチ、と入力して検索したら、今まで行ったことのない店が表示されたので、行ってみることにした。

普段の通り道から一本奥に入っただけなのだが、こんな家並みがあったのかと思う。

検索で出てきた店は生憎休み。

方向性を失ってぶらぶら歩いているうちに、当初の方針からは外れるが、洋食屋に入った。ここはずいぶん前に一度来たことがある。

年配の夫婦らしい二人で切り盛りしている店。地元の常連らしい客が途切れずやって来て、盛業で何より。

オムライスにした。今度来る時があったら日替わりを試してみよう。

店の入口に秋葉神社での落語会のチラシが置いてあった。当初の開催日なら無理だったが、コロナで延期後の期日なら行けるかも知れない。

食後、件の秋葉神社に寄った。

境内の石灯籠に寛保元年(1741)の年号とともに「武州葛飾郡請地村 満願寺」と彫られている。

先日から江戸時代以前のこのあたりの地勢が気になって仕方がない。

所用の後、夜の散歩に。山谷掘公園から、今日は花園通りに入って、吉原を横目に歩き、一葉桜・小松橋通りまで。

いつもの銭湯に。

湯上がり、彫り物を入れた若い二人連れがいい話をしていて思わず聞き耳を立てるなど。

13,770歩。