今日も暑くなりそうだが、思うところあってスーツを着て行きたい。
上下揃いのスーツを着る機会は少ないが、たまに必要な日はあるから、スーツを持たないわけにはいかない。夏用のスーツも、一昨年かその前の年だったか、新しいのを買った。
ところが、その二、三年前に買ったスーツがまったく着られなくなってしまった。ぶかぶかで着ていられないのである。有難いことではあるが、実に勿体ない。
そこで、昔買って着られなくなった夏物のスーツを引っ張り出してきたら、これが今の自分には丁度いい。20年か、それ以前に買ったものだ。
ウエストは若干きついけれど、これは買った時からそうだった。つまり、これから痩せていけば丁度よくなるだろうという、希望的観測のもとに買ったわけだが、あれから20年余り経ってみて、自分の見通しの甘さを痛感しないではいられない。なんて楽観的というか、楽天的だったのだろうと思う。
というわけで、今日はその古いスーツを着て出掛けた。
家の中で着てみた時は気がつかなかったが、ズボンに穴があいている。虫食いだろうと思う。もっと丁寧に保管しておくべきだった。ショック。
押上に。この気候では、夏物とはいえスーツを着て歩くと汗になる。
大黒湯に寄って朝風呂に入った。今日は奇数日の続きで、大露天風呂のほう。
ここは、番台で脱衣場のロッカーの鍵を渡される。つまり、ロッカーの場所を自分では選べないようになっている。最初は戸惑ったが、これはこれと、だんだん慣れてきた。言ってみれば、サウナ施設と同じことだ。前にも書いたが、洗い場の椅子と桶が最初からカランの前に置いてあるのも、サウナ施設と同じ流儀である。
脱衣場のロッカーには大小があるが、大きいほうのロッカーの鍵を渡された。こちらはスーツ姿で鞄も持っているから、身なりを見て判断しているのだろうと思う。
話は飛んで、夕刻。楽天地スバに。
これがスーツのズボンにあいた穴。
平日のみ、10時から20時までの営業時間だから、どうしても60分コースでの入館になってしまう。
いつもサウナや銭湯での若い客の行状ばかり槍玉に挙げているが、今日は私くらいの年格好、つまりいい年のおじさんの二人連れがサウナ室で喋っていた。若い客ほど声色が高くないから、さほど耳には障らないのは幸いだが、やはり気分はよくない。
なぜサウナ室で会話をするのかと考えて、逆に、会話が成り立たないくらいに室内が騒がしかったらどうかと考える。つまり爆音サウナだ。
サウナ室で流れる音楽というと、アンビエント系というかチルアウト系が多いように思うが、ここはメルツバウでも大音響で流してほしい。
前回楽天地スパに来た時、会員カードを持ってこなかった。今日は、前回のレシートでポイントを付けてもらったが、そうか、今度からそういうサービスはなくなるのか。改めて、財布を忘れてこないようにしよう。
錦糸町から電車で帰宅。この後特段予定もないのに、サウナ帰りの時間がこんなに早いのは新鮮である。もし24時間営業していたら、深夜0時ぎりぎりまで居座っていたことだろう。11,503歩。