朝刊

朝5時半前だが空は明るい。出掛けに郵便受けを覗いたら、もう朝刊が配達されていた。何かゴトゴト音がするのを寝床で聞いたのは、配達の音だったのだろう。

外に出ると新聞配達の自転車と行き違う。どの販売店も今くらいが配達の時間のようだ。

効率だけを考えたら、新聞の共同配達ということがあってもいいかも知れない、と考えて、いや、専売店が統合されて、ひとつの店で何紙も配達するようになっているのは、共同配達みたいなことかも知れない、と思い直す。

歩いて根岸へ。

植え込みの紫陽花もくたびれてきた。紫陽花というのはこんなに盛りの時期が短かったかなと思う。というより、東京はまだ梅雨入り前である。

いつもの銭湯の前を通った。銭湯はまだ営業前だが、併設のコインランドリーは開いている。開いているということは、開けた人がいるわけで、まだ6時前なのに、ずいぶん早いことだと思う。

夜12時に店を閉めてから、後始末もあるだろうし、完全に休んでいる時間はどれくらいあるのだろう。今、この銭湯の経営はどうしているのか知らないが、きっと昔の銭湯は、家族が交替しながら切り盛りしていたんだろう。大家族時代の業態だ、と思う。

朝早くから配達しているのは朝刊だけではなく、マクドナルドも同様のようだ。朝っぱらからマックを食う人、運ぶ人。

コンビニの店先に一句。土地柄を表すようである。

6時半前に萩の湯に着いた。

今日は割合混んでいる。若いお相撲さんの姿も見える。してみると、このあたりに相撲部屋があるのか。朝稽古の後だろうか。

二時間余り滞在して出た。

朝風呂の後は、近くのカフェで茹で卵のサンドイッチ。

今朝の落語は、桂南光さんの「抜け雀」。「竹の水仙」みたいな噺。登場人物の宿屋の夫婦を南光さんは大阪弁で演じている。小田原が舞台なのに、これでいいのかな、と思ったら、あるじは大阪の出身で、おかみさんには、その大阪弁がうつったという設定にしていた。少々強引なようだが、婿入りのおかしみを添えて笑いにしていた。

帰りは御行の松に寄り道。

初代と当代。

帰宅して、洗濯機を回して昼寝。洗濯物を干して再び外出。

小梅小学校で何か行事をやっているのは、この100周年記念かな。昨日の柳家さん喬さんの母校である。

直やさんの「キセカエ」に写真を見に。

隅田公園からリバーウォークで隅田川を渡って、浅草へ。

馬道通り。

遅めの昼飯。ガパオライスはやさしい味。

プラリネのクロワッサンと、くるみのクロッカンを購入。そうか、クロワッサンじゃなくてクロッカンか。何度も買っていたのに、今さらのように気づく。

少し歩いて、デンキヤホールでアイスコーヒー。

いつもの銭湯に。上がったらすっかり暗くなっていた。

28,561歩。