星のフラメンコ

ずいぶん前に買って、一度も穿けずにそのままにしていたズボンを初めて穿いてみた。ささやかなことだが、気分が浮き立つ。そして、今シーズン初、コートを着ずに出掛けた。少々肌寒いが、それが春の訪れを感じさせる。

行き過ぎる小学生の視線を感じた。マスクをしていなかった。慌てて物陰で鞄の中から予備のマスクを取り出して事なきを得た。

朝は持ち帰りサンドイッチ。昼は鶏塩ラーメンからの、河岸を変えてコーヒー。

夕刻、バスで錦糸町に。

所用が終わって、フラメンコの話を聞いた。私は、フラメンコと聞くと、第一に『星のフラメンコ』を思い浮かべる程度にはフラメンコのことを知らない。

フラメンコがロマ(ジプシー)の人々と関わりがあることも知らなかった。漠然と、スペインの伝統的なダンス音楽=フラメンコくらいに思っていたが、もともとは周縁の文化だったのか。

家に帰って改めてWikipediaを見ると、そもそもスペインにロマ(彼の地ではヒターノというらしい)が定着したのは17~18世紀で、フラメンコが成立したのは18世紀末から19世紀前半のようだ。案外新しいんだな、と思った。

そんなフラメンコが、どんなふうに日本に流れて『星のフラメンコ』に至ったのかと考えると興趣深い。

錦糸町から歩いて、閉店間際のソラマチに寄り道。ダイソーで少々買い物。

帰宅後はそのまま在宅。10,608歩。