分不相応

昨夜振られた雨は上がっている。念のため、折り畳み傘を鞄に突っ込んで外出。

普段より少々早い電車に乗った。緊急事態宣言解除というが、普段と比べられないのでよく分からない。

朝はコンビニ。昼はそば。河岸を変えてコーヒー。

夕刻、暗くなってから外に出た。出掛けの小雨が、歩いているうちに本降りになってきた。途中で折り畳み傘を出した。今朝出掛けに鞄に入れて良かった。

この時間に私が錦糸町駅近くにいるのは、案外珍しい。

黒靴が欲しい。がしがし歩いて履きつぶせるやつ。手頃な値段なら尚いい。そこで、前から気になっていた靴屋を覗いた。

実は閉店時間ぎりぎりである。急かされるまま、出された靴を試し履きして、急かされるまま、分不相応な値段の靴を買ってしまった。確かに歩きやすそうな履き心地なのだが、この値段ではがしがし歩けない。

まあ、丁寧に履くことにしましょう。しかし、これはこれとして、普段履きにする靴も別に欲しい。私の思っていた値段の靴は、今日覗いた店にはなかった。

雨だし、少々値の張る買い物もしたし、このまま家に帰ることにした。スーパーにだけ寄って、適当なものを買ってきて食べた。夜の散歩その他は省略。6,530歩。