十三年目

東京も梅雨入り。昼飯を食べに外に出た時はまだ日射しが強かったのに、午後のうちに雨が降り出した。オリナスの前を歩いたら、ビル風のせいもあるのか、突風と言っていいくらいの、傘を飛ばされそうな風。おちょこになったビニール傘を持った人を何人か見た。

昼飯は安定の鯖の塩焼き

雨模様で風が強いのは散歩には適当でない天気、というわけで、今日は楽天地スパにイン。サウナ→水風呂→小休憩を2回の後、半ば放心状態で休憩室に向かっていると、足つぼマッサージのブースのおねえさんから声をかけられた。私ははっきりとは覚えていなかったが、前回来館した際に施術してもらった人らしい。お願いされると弱いので(気が小さいとも言う)今回も施術してもらうことにした。

おねえさんの問わず語りの話を聞くでもなく聞いていると、楽天地でマッサージの仕事をするようになって13年になるとか。道理でさっきから何人も通りすがりの客と親しげに挨拶しているわけだ。他のスタッフもここが長い人が多いという。なるほど、背中流しのおねえさん方など、長年の風雪を経て、もはや風格を感じるような人たち揃いだ。そういう考え方の会社なのだろうし、サービス業というのはそういうものなのかも知れない。

足つぼのスタッフ同士で話す時の言葉は、多分中国語だろう。サウナにはいろんな物語があるなあと思う。9,605歩。

足つぼマッサージのブース。いかがわしい施設ではない
結局楽天地スパで晩飯を済ませた