バカッピラッパッパ

ひとことで曇りと言っても、スカイツリーの展望台が隠れるほど雲が下界まで降りてきている曇りもあれば、空の高いところにグレーのフィルターが貼られたような曇りもある。今日は後者。今にも雨が降りそうという切迫感がなく、洗濯しておけばよかったかと思う。

今朝もドトールだが、これも持ち帰りにする場合と、店内で食べる場合がある。今日は中。

ところで、例えばドトールでミラノサンドとアイスコーヒーを頼んで、店内で食べたいんだけど時間がないので食べられなかった分は持ち帰りたい、あるいは端的に、ミラノサンドは店内で食べてアイスコーヒーは持ち帰りにしたい、という時の機微を、皆さんは、どう店員さんに伝えているんでしょうか。つまり税率が混在している場合。

昼飯を食べてふわーっとした気分になっている時、不意に頭の中にバカッピラッパッパという言葉が浮かんだ。バカッピラッパッパ。何だろう。

そんなに暑くないのでぶらぶらと歩いて帰宅。

ご近所の直やさんのところに写真を見に。一階が広々とした展示スペースに様変わりしていた。狭い階段の壁の両側に大きな写真が掛かって、写真に視界を包まれるような感じになる。明かりは電球ひとつで、陰影が際立つ。和服というのは男女差が少ない作りになっているせいか、被写体の性別にも眩惑される。

ひと月ぶりに外でビールを飲んだ。私には初めての店。

よく言われることだが、年を取ると固有名詞が出なくて困る。「ほら、あの人、あの人…」と顔を見合わせることになる。辛うじてそれらしい名前が出てきても、国本武春のことをタケモトクニハルと言ったり、武原はんのことをキタハラハンと言ったりする。何とかならんのか。

雨が強くなる前に帰ってこられた。11,356歩。