雨の街

今日は一日家の中にいる日だから、その前に朝の散歩に出ようと思った。雨とも言えないくらいの細かな雨が降っていたが、身体に当たる感じが気持ちいいし、高速の高架の下を歩く分には雨は気にならない。向島の高速入口のあたりから白鬚橋の手前まで数往復。家に戻る頃には雨足が強くなっていた。

諸々の所用を済ませて、夜の散歩がてら銭湯に。今度は傘をさして出掛ける。

雨の街を撮るのも面白い。何年か前に少しだけ写真学校に通った時、最初の屋外撮影の実習が上野であったが、その日は生憎の雨模様だった。残念そうな顔をしていたら、先生のひとりが、雨でよかった、雨の日は面白い写真が撮れるんだよ、というようなことを言っていたのを、そういうものなのかなとぼんやり聞いていたのを思い出す。

長湯をしすぎたか、少しのぼせてしまった。16,851歩。