私は若者が嫌いだ

雨が屋根を打つ音を寝床で聞いた。朝は家で適当に済ませて、ゴミ出し。

昼はパスタ。勧められるままにズッキーニのスパゲッティーにしたけど、前にもこの味食べたな。鮮魚のペンネというのにしてもよかった。

アートトレイスギャラリーを覗く。清水梨沙さんという方の展示。小品から大作まで。大作のほうはストライプの描かれたキャンバスが切り裂かれたり、重ねられたり、ハトメが打たれたりしている。ジャスパー・ジョーンズやフランク・ステラを連想するようでもある。

キャンバスの木枠や切り抜かれた木の板が彩色されて組み合わされた作品の前でしばし足を止めた。

錦糸町まで歩く。

今日は気温も高くないし、空調の効いた部屋に朝からずっといたから、身体が冷えきってしまった。どこかで身体を暖めたい。となるとサウナ。

楽天地スパは、営業再開したばかりの頃に比べると、明らかに客足が戻ってきている。

いかにも学生気分が抜けないといったふうの若者の四人連れが、サウナ室や浴室でおしゃべりを止めないのが耳に障る。

不特定多数の集まる場所で声高に会話するのは控えるべきだろうし、会話するなら、サウナ室だろうが浴室だろうがマスクを着けてほしい。

新型コロナによる発症リスクが高い低いで人口を二分したら、私などはそろそろ高いほうに区分されかねないだろう。だから無自覚な若者の態度が余計に気にかかる。

サウナ室内のテレビが若者の団体旅行を控えるよう伝えても、彼らは他人事のように意に介さないようだ。

スタッフの方は、こんな客にはきっぱり注意を与えるべきではないか。最低限、毎回のロウリュ前に会話を控えるよう促すことはできるだろう。

コロナ云々以前に、静寂を旨とすべきサウナには、集団で来て会話を止めない客は相応しくない。

それにしても、若者というのはえてして思慮が浅く、個が確立されていない。近年、選挙権年齢が18歳に引き下げられたのは愚策だった。むしろ30歳以上に引き上げてもいいくらいだった。

私は若者が嫌いだ(女子は除く。女子はサウナにいないから評価できない)。

7,758歩。実際はもう少し多いか。途中でスマホの電池が切れたので測定不能。